後々、今年度のリーグ戦を象徴・・・と言われない事を節に願う。

鹿島 2-2 広島 (PK3-4)

GK 曽ヶ端　準
DF 内田　篤人岩政　大樹大岩　　剛新井場　徹
MF 青木　　剛小笠原満男本山　雅志野沢　拓也
FW マルキーニョス田代　有三

野沢out中後in
田代outダニーロin

GK木寺　浩一
DF森脇　良太ストヤノフ槙野　智章
MF李　　漢宰青山　敏弘服部　公太桑田慎一朗森崎　浩司
FW佐藤　寿人平繁　龍一

桑田out高萩in
平繁out久保in
青山outユキッチin

鹿島は4-4-2、一応基本はボックス型でマルキーニョスが巧くかき回す。(あくまで岩政退場までの話)

広島は3-5-2、こっちも去年とほとんど変化なし。桑田と平繁の事は申し訳ないがほとんど知らない。今日の試合でも印象残らず。

最初から両チームとも熱を出していくが4〜5分で落ち着く。やはり地力が勝る（特に中盤）鹿島が良い形を作る。広島は頼みの寿人までボールがいかない。厳しい。

天皇杯の再現のような流れになりそうな空気だったが、いきなり岩政が退場。

仕方なく鹿島は、マルキが下がり本山・小笠原のWボランチに移行。もちろん田代1トップ。

10：11になってほぼ試合は五分五分になる。まあそれだけ鹿島は突発的な事故にも関わらず混乱せずよく動けていたという事。特に本山のコンディション良さに助けられる。

ここで上手く前に持って行きたい広島だが、つまらないパスミスで幾つかカウンターを食らい、徐々にまた鹿島ペース。オフサイドにはなったがゴール中央を綺麗に崩される。

そんな中、岩政の帳尻合わせのために李が二枚目のイエローで退場。一枚は仕方ないが、もう一方は明らかにミスジャッジな気がしたが・・・。

広島は陣形が整わずにロスタイム中はあたふたしたがなんとか前半終了。

良いスルーパス出せる選手ががいないのが如実なゲーム差として出ている印象。

内田と洗井場が前後に良く走ってる。内田は代表では気になる守備の破綻がほとんどない。やはり回りのカバー次第なのか。

後半頭に高萩を入れ、鹿島は4-4-1、広島は3-4-2での戦いが明確になる。

出足が悪い広島の隙を突いて鹿島が一気に2点を奪う。本山はまた日本代表に返り咲くかもしれない。

さすがに神頼みしかなくなり、ドラゴン投入。この辺りから久保が気になって気になって、冷静に公平に見れなくなりました。鹿島サポの人にはすみません。

久保のマークを甘くするわけにはもちろんいかず、寿人が俄然オープンに動けるようになる。

久保がPAエリアで二回倒される。一回目はスルー。二回目はPK。パッと見は逆じゃねーの？と思ったが、VTRが無かったので確認出来ず。

少なくともこのPKに繋がったユキッチのスルーパスが素晴らしかったのは事実。今日は至る所でフィジカルの強さをアピール。ただ途中出場なのだからもっと動いて欲しかった気もするが・・・。

その後鹿島も何回か良い形を作るが、広島が小笠原のパスミスからボールを奪い前線へ、久保が囮になり寿人が決めるというおそらく今シーズン何度もお目にかかれそうな形で執念の同点ゴール。というかこのコンビがJ2なんてもったいねー・・・。怪我だけはしないでください。

ヒートアップした空気のままPKへ。

○マルキーニョス　
○中後　雅喜　
×ダニーロ　
×本山　雅志
○小笠原満男

○森恕W　浩司
○ストヤノフ
○槙野　智章
×ユキッチ
○佐藤　寿人

PKに関しては細かいことは省略。かなり神経質な判定だったが、曽ヶ端は確かに前に出てたし早く動いていたし・・・。

極悪なラフプレーがあったわけではもちろんない試合でイエローが10枚以上という残念な試合。

もっとどうにかならんのかなJの基準は!!(怒)。