9-10-11節を見終わって。


川崎フロンターレ

序盤戦はシュート数の割に得点が生まれなかった。
最近の4試合は12得点・連続逆転勝利という華々しさ。

監督交代騒動中、前線の流動性の変化の要因は至ってシンプル。
ようやく山岸がフィットしてきたからだ。
相馬直樹が絶賛したオフ・ザ・ボールの質がようやく結果に表れてくれた。
逆サイドの森との相反するスパイスも実に効果的。

あまり知られていないが山岸左足の精度は高い。
それが実に綺麗な形で演出出来たのが今回の2アシスト。素晴らしい。


たが、逆転試合という事は先制点を許しているという事だ。
ここ最近の川島があまり良くない。
いつもの自信に満ちたプレイが出来てない、コンディションというよりメンタルの問題だろう。
能力的には日本代表レベルなのは間違いない。
リラックスしてもらいたいものだ。



浦和レッズ

「後方の選手は良いんだけどねぇー。」という木村和司の言葉が全てなのだが。
しかし、それでもすでに首位である。

1トップ2シャドーの連携は現時点では完成度はかなり低いが、
力技で押し切ってしまえるのはやはり地力の差か。



今のレッズが独走状態になるのはさすがに興醒めである。
試合内容が良く、今後も楽しみな名古屋・F東京・大宮辺りに頑張って欲しいが、
夏までは持つと思われたスタミナがガクンと落ちてきた名古屋
最終ラインに不安が残るF東京
やはり選手層が薄い大宮
はやはり長期リーグ戦は厳しいのか。